忍者ブログ
[135] [133] [131] [132] [130] [129] [128] [127] [126] [125] [124]

 FMICS(高等教育問題研究会)5月例会(第621回例会)が以下のとおり開催されますので、お知らせいたします。

 大学職員の能力や地位向上を訴える大学職員論が論じられるようになってから、随分長い時間が経ちました。FMICSが誕生して31年、大学行政管理学会の結成からでも14年が経過しています。しかし、「プロフェッショナルとしての大学行政管理職員の確立」(大学行政管理学会HP「大学行政管理学会とは」)や大学職員を巡る研究は遅々として進んでいないようにも見えます。その原因の一つは、我々大学関係者の視野があまりにも大学業界内部に限定されていることにもあるのではないでしょうか。

 そこで今回は、昨年12月例会で公立大学職員論との関係で紹介した、労働政策研究・研修機構統括研究員濱口敬一郎氏の日本型雇用システムの根幹としての「メンバーシップ契約」概念およびその対極にある日本以外では一般的な契約形態である「ジョブ契約」に焦点を当て、大学職員一般にまで対象を拡大して、業界内部の視点からでは見えにくい日本の大学職員を巡る構造的な課題を浮き彫りにする手掛かりとしてみたいと思います。

 「メンバーシップ契約」とは、具体的な職務を特定して雇用契約を結ぶ「ジョブ契約」とは異なり、「職務の限定のない企業のメンバーになるための契約」で、日本型雇用システムの三種の神器と言われる「終身雇用」、「年功賃金」、「企業別組合」は、すべてこの職務のない雇用契約の必然的な帰結であり、職務ローテーション制度や企業内教育訓練の重要性などもここから導かれるものとされます。これらの多くは、国立大、私立大の正職員にもほぼ当てはまるものであり、そこから大学職員論の一部に根強いアメリカ型専門的大学職員論の課題、職員の能力育成の在り方、増大する非正規職員問題、教員との関係での大学職員問題等について考えてみたいと思います。

【日時】

2012年5月12日(土)
(ディスカッション)16:00~18:00
(懇親会)18:00~20:00

【会場】

新渡戸文化短期大学 生活学科(本部校舎)
東京メトロ丸ノ内線 東高円寺駅 下車 徒歩6分

【テーマ】

大学職員再考/メンバーシップ型とジョブ型人材についての検証

【講師】

菊池 芳明(横浜市立大学 学務准教授)

【指定図書&論文】

 参加申込方法等、詳細はFMICSのWebサイトをご確認ください。

PR
Twitter
人気記事ランキング
ブログ内検索
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) 真義夢考房blog All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]